始皇帝は呂不韋の子供として描かれています。そして性格がどうしようもなく独善的な暴君です。史実も残酷な暴君の様ですが、ドラマでは彼の成した大業が描かれていないこともあり、たんに猜疑心の強い嫌な奴で終わっているのが残念です。
始皇帝の恋愛メインなお話であり、始皇帝の話を見たいと思う方にはちょっとおススメできません。抒情的ドラマと言われてますが、同じ回想シーンの多さに辟易しました。チャン・ビンビンの優しい顔立ちと相反し、生い立ちのせいで闇落ちしてる嬴政の性格には最後まで着いて行けなかったです。
ディリラバちゃんは相変わらず美しいので、彼女のために見てましたが演じていた麗にもあまり好感は持てなかったかな。どうも良い子すぎて。
荊軻の暗殺未遂は史実ですが、彼が民のために暗殺を決意したとなっていたけど、結局は私怨ではありませんか?という感じです。最後の最後までお腹真っ黒な大鑑が脱落しなかったのも不思議でした。
というわけで、私的には今いちなドラマでした。