Hao life

中国時代劇、華流史劇好きのブログ

「顔心記〜シェイプ・オプ・ラブ~」ネタバレ感想

退屈だったなというのが正直な感想。キャラクターは良いし、3組のカップルも可愛かっただけに残念です。コメディになり切れてなかった所が中途半端で、面白みにかけたのかな?とにかく続きが気になるようなワクワク感が皆無なのが私には、物足りなく感じました。

変身はともかく失顔症にした意味は全くなく、設定が生かしきれてないと思います。だいたいその病で事件捜査の仕事とか無理ありすぎる。お約束で変身も失顔症もあっけなく治るし。

ラストの変身はいっそのこと男性に変身して、江心白に「性別なんて関係ない!お前が好きなんだ」ってして、都に戻って家族を不穏にした果てに皆の前で、元にもどってめでたしめでたしとかやってほしかったなーと腐れ思考してしまいました。

レオ・ローは好きなんだけど、今回は結婚までしたのに、何かあるとすぐ別れようとする一人よがり男で妻の気持ち考えろよ!ってちょっとイラつく役。

チョン・レイの2枚目半役は可愛かったです。

「四海重明~恋が光となる、その時まで~」ネタバレ感想

いまいちでした。よくあるファンタジードラマで、目新しさもなく魅力的なキャラもいないし。

唯一グアン・ホンが可愛くてちゃんと成長もして良かったとは思いました。

最終回は雑すぎ。あんなにあっさり嵇煬が戻ってくるなら、長い話数を通じて何を悩んでいたのやら疑問しかない。脇役の太っちょ兄様と妹に尺を取るくらいなら最後をもっとなんとかしてほしかった。

「鳳凰の飛翔」ネタバレ感想

演技、美術、衣装、セットはどれも見ごたえがあり、特に衣装は本当に素敵でした。生地や柄の美しさはもちろん、男性陣の裾を引きずるような衣装デザインも好みど真ん中。まさに眼福でした。

一方で、脚本は少し物足りなかったです。序盤は勢いがあって面白かったのですが、後半はどうしてもグダグダした印象が否めません。何より皇帝の心情が最後までよくわからなかった。なぜあそこまで七皇子を贔屓するのか、気持ちがコロコロ変わるので感情移入できませんでした。さらに、数々の悪事に加担している愚かな公主にだけ異常に甘いのも納得しづらかったです。

ラストについては、二人が結ばれない結末は受け入れられるのですが、知微まで死なせる必要はあったのでしょうか。知微を失った寧弈は、「皇帝」という名の檻に閉じ込められ、孤独を抱えながら生き続けることになります。結局、誰一人幸せになれない結末はあまりにも痛々しく感じました。

辛子硯も気の毒でした。三皇子の一件以来、ずっと寧弈を支え続けてきた人物なのに、寧弈からはどこか二の次のような扱いを受けている印象があります。「知己」と呼ぶほど心を通わせているようには見えず、その関係性には少し違和感がありました。

赫連錚も、物語を進めるためにあっさり退場させられたように感じます。あれで金獅国は本当に大丈夫なのかと、思わずツッコミたくなる場面も多かったです。

それでも、作品全体としてはスケールが大きく、映像の見ごたえは十分。総合的にはとても楽しめるドラマでした。

個人的には、寧弈が髪を下ろした姿が大好きです。さらにベルトを外したラフな姿は可愛らしくて、思わず見入ってしまいました。

それと、最初の皇太子役が他作品では皇帝役を演じることの多い俳優さんだったので、皇子たちの年齢感が少しバグりました(笑)。二皇子は寧弈より若く見える一方で、七皇子は逆に年上に見えてしまい、そのあたりは最後まで違和感がありました。

余談ですが、みんな大好き顧南衣は本当に良かったです。白敬亭の出演作は以前にも観たことがありますが、個人的には南衣役が一番好きかもしれません。若さゆえのまぶしさが、この役にぴったりハマっていたように思います。

「寧安如夢~宮廷にふたたび舞い降りる愛~」ネタバレ感想

このドラマは、「悪役令嬢が皇后にまで上り詰めたのに破滅したから、善人になって人生をやり直します」という設定の物語です。ただ、実際にはヒロインが執筆していた小説のリライトという構造になっていますよね。でも、この設定は本当に必要だったのでしょうか。個人的には、普通の転生ものでも十分成立した気がします。

物語の内容が主人公の創作物語という構造は、フィクションの上にさらにフィクションを重ねることになるので、どうしてもリアリティが薄まってしまうように感じました(もっとも、『慶余年』は大好きなのですが)。

よくある転生作品のような復讐劇ではなく、悪女だった主人公が善人に変わる点は新鮮で評価できます。しかし、中国時代劇はどうしてこうも情報の出し方が後手後手なのでしょう。数話見ないと主人公の行動原理や置かれた状況が見えてこないことが多く、物語に入り込みづらい作品が少なくありません。本作もその例で、もう少し構成を整理してほしかったと思います。また、後半に進むにつれて脚本の粗さも目立つようになりました。

謝危についても少し疑問が残りました。彼は大きな理想と野望を抱き、それを何よりも優先する人物として描かれていたはずなのに、最終的には雪寧を最優先にしているように見えます。もちろんラブ史劇なので理解はできますが、それ以上に気になったのは皇帝との関係です。最後まで互いを信頼していたのであれば、その絆や親愛をもっと丁寧に描いてほしかったと思います。

終始険しい表情を崩さなかったジャン・リンホー。今回はヤンデレ気質の役どころでしたが、個人的にはあまり刺さりませんでした。一方で張遮は、あっさり恋愛レースから脱落させられ、見事なまでの当て馬ポジション。少々気の毒に感じました。

 

 

「少年春風~The First Generation~」ネタバレ感想

「少年歌行」は大好きです。とはいえ、観たのが約1年前なので内容をほとんど忘れていて、キャラクター同士の関係性がうまく把握できず、その点では少し楽しみきれなかったのが残念でした。ちゃんと理解した上で観たら、面白さは倍増する作品だと思います。

このシリーズはとにかく登場人物が多く、関係性を整理するのがなかなか大変。しかも各キャラをまんべんなく丁寧に描いていくので、物語が大きく動き出すまでに少し時間がかかります。30話を過ぎたあたりから、ようやく一気に盛り上がってくる印象でした。

ぶっちゃけ、これまで金庸作品のドラマをいくつか観てきたのですが、登場人物はわりとみんな変人(笑)。「少年春風」も武侠ドラマらしく、やっぱりクセの強いキャラが多いなと思いました。

そしてホウ・ミンハオは、まさに“少年”という雰囲気で眼福です。

とりあえず、また「少年歌行」を見返したくなりました。

そして「暗河伝」も観たい!

 

「一念関山-Journey to Love-」ネタバレ感想

久しぶりに「これは秀作だ」と思える作品に出会いました。主要メンバーのキャラクターがとにかく立っていて、掛け合いも抜群。そこらのラブコメ史劇よりよほど面白く、彼らの絆の強さにも胸を打たれました。本当に大好きなチームで、観ていて心から楽しかったです。

ただ、このコメディ調の雰囲気ゆえに「誰か一人くらいは退場するかも…?」と覚悟していたのですが(元禄には最初からフラグがありましたし)、まさか全員いなくなってしまうとは。これはさすがにショックでした。せめて主役だけでも生き残ってほしかった。

主役カップルもとても好感が持てました。冷徹な殺人マシーンだった任辛を“人”へと戻していく寧遠舟。そして寧遠舟もまた、欠けた心を彼女に埋めてもらう。二人が旅の中で育んでいく愛情が丁寧に描かれていて、とても良かったです。二人とも殺陣が抜群にカッコよくて、そこも痺れました。

そして公主。最初は泣いてばかりで正直ウザかったのですが、信じられないほどの成長を見せてくれます。ひ弱ではあったけれど、もともと度胸はあったからこその変化で、納得のいく成長でした。一方で李同光は残念でしたね。ヤンデレ気質のまま成長せず、挙げ句の果てに師匠まで巻き込んで死なせてしまう原因になるとは…。

このドラマ、女性キャラがとにかくカッコよかったのも印象的です。梧国の皇后も素晴らしかった。

しかし、何といっても十三。ファン・イールンの軟派な役どころが今回とてもハマっていて、また彼の株が上がりました。

そしてエピローグですが、私は“夢”だと思っています。あの状況で「実は生きてました」は、ある意味で物語を台無しにしてしまう気がするので。むしろいらない。

 

「長月輝伝~愛と救世の輪廻~」ネタバレ感想

男主人公がメインなドラマ。澹台燼は、最初から最後まで可哀そうな運命でした。物語の構造上、仕方ないとはいえあれだけすったもんだした挙句、結局は自分を滅ぼすのが正道だったのは、ビターなファンジードラマで新鮮でした。

所で澹台燼は、500年後になって生きてる???え?!って思ったけど魔胎だからか…というか母親の一族は妖族だったってこと?ずっと人間かと思ってしまった。そしてラストの2度目の500年後、蘇蘇に娘がいる。私の解釈では澹台燼との娘で、彼は亡くなっているんだろうな思ってます。ただ500年後で娘がそんなに小さいの?ってうのが気になるんですけどね。仙族の設定よくわからん。

葉清宇がずっと景国を治めていたのね。500年独り身だったのかな?翩然にもらった命だけど、こちらも悲恋ですね。 七尾狐ちゃん可愛かった。

とにかくレオローが美しかったです。衣装もとっても素敵でした。血を吐きまくり、チョン・イーより多いのでは?もうちょい口元の血痕は美しく表現してと思ったけど。