呂不韋って、どっかで聞いたなって思ったら「キングダム」の登場人物の一人だった。私はアニメで見ています。
キングダムの始皇帝の母は悪女で描かれているので、ドラマの李皓鑭は気が強い自立した女性として描かれます。史実は「キングダム」が近いですね。
ドラマはめまぐるしかった！次から次へと陥れられる李皓鑭。計略の繰り返しが多く直線レールしかないジェットコースターに乗っている感の構成が残念。もう少し起伏があるストーリーだと良かったのではと思います。しかし展開がスピーディなので飽きることはないです。
李皓鑭と呂不韋と嬴異人の三角関係。呂不韋は真剣に愛してるけどあまりにも身勝手なのがいただけない。嬴異人は最初は良い人だったけど、嫉妬で変化していく。自分を想っていてほしいから死に目に会うことを拒絶とかこの人も身勝手だった。二人の想いを受ける李皓鑭も心中いろいろと複雑だったのではと思います。少なくともあまり幸福感はないですね。
脇のキャラの恋愛事情の方が見ていて楽しかったです。特に雅王女が子傒に心惹かれていく所は良かったし、幸せになってほしかった。白霊児のいじらしい片思いも切なくて良かったです。小春も白仲もときめきしました。それぞれのキャラクターが立っているのは楽しめました。
最終回はあっけなく終わった感強くて、ほとんどの中国時代劇に感じるんですが、なんかもっと印象的に終わってくれないものかと。始皇帝の偉大さは全然感じられない。
衣装、髪型は文句なく良かった。衣装の柄のステキなことと言ったら、見どころは衣装です！と言っても良いです。ウー・ジンイエンさんがカワイイですが、美貌の女優さんもたくさん出てます。目の保養。特に厲王妃は西洋人のような美しさでほれぼれします。
