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中国時代劇、華流史劇好きのブログ

「琅琊榜 -麒麟の才子、風雲起こす-」感想 義と復讐に生きる一人の男の義勇伝

見たきっかけが、ブロマンス要素あるという風の噂のまた聞きでした。でもブロマンスというより熱い男の友情時代劇です

最初の3話くらいはつまらなかったけど、そこの山を越えると、もう続きが楽しみで楽しみでとっても展開が巧みな面白いドラマでした!策士が主役なので、コマを動かし自在に操って無双する梅長蘇の智謀のキレが見ていて気持ちが良い。困難も一緒に味わっているような緊張感で没入感ハンパないです。

中国時代劇のおススメ作として1位か2位に挙げられるクオリティのある傑作です。

恋愛事情もあるけれど淡泊です。梅長蘇は復讐に全てを捧げた男。そこがまた哀愁を誘う。靖王とも大親友だったのに、完全に彼にだけは自分が林殊であったことを言わない。靖王の母もわかったのに、靖王鈍感すぎ。最後のほうに靖王も知るけど、あまり感情的に高ぶらないであっさりしてたのが少し悲しい。もっと喜べ、靖王!とか思ってしまった。でも信頼と絆は確かなものでしょう。

ただラストがあっけなさすぎて残念。靖王のその後は良いのだけど、林殊はもうちょっとこう、死地に向かうにしても進軍で終わるだけというのがなんか物足りない感じがしました。

このドラマで1番印象に残った女性は、清廉で賢明な静嬪でした。そして皇帝付きだった宦官のおじいちゃま。彼は密かに味方でしたね。皇帝を静嬪の所へ何気に誘導してたのも彼だったし影の立役者です。ラストエピソードにも出てきてほっこりしました。

ホッコリといえば、梅長蘇と飛流の絡みがカワイイ!年の離れた武術に長けた少年が護衛役っておいしいです!!ここポイント高かったです。あと侍女の髪形!あの髪型って良く絵では見たことあったけど、再現できてて驚きました。すごく可愛らしい髪型です。

どこをとっても見どころ多い名作ですので、宮廷策略復讐劇をぜひご覧いただきたいです。


蒼穹の剣」
を見たら、主役が飛流くん(ウー・レイ)でびっくり!成長したのね。大人になってまあ!と親戚のおばちゃんの気分になりました。全然わからなかったです。

続編もあります。「琅琊榜<弐>~風雲来る長林軍~」今一という意見もあったので見てなかったのですが、面白いという意見もあったので今度見てみます。