「山河令」以外の時代劇でチャン・ジャーハンがみたいという事でみたのがこの「芸汐伝」でした。思ったよりずっと面白い!やっぱり推しの出てる作品みるの楽しい!って思いました。
しかし、40話くらいになってから、お話はつまらなくなったかな。メインの二人がお互いを想うあまりにすぐ嫌われようとすることの応酬が続いて単調でした。それでも『グー・チーシャオあたりが、蟲毒の解毒を発見してハッピーエンドだよね!』って思ってみてました。でもなんか雲行き怪しくなってきて、中国あるあるのOPとED画像を見てもなんか皇帝の姿でラブい二人のショットって出てこなくない??と思ったら、芸汐が犠牲になり物語はアンハッピーエンドを迎えました。このドラマの雰囲気から言ってハッピーエンドは約束されているって信じていたのに。
しかも秦王は、皇帝にならない(OPの皇帝はタン・リーだった)。これでは芸汐が犠牲になった意味がないし…とグダグダ思いながら見ていたら、ラスト生き返りました。は?一昔まえのジャンプまんが?
どうやらあのチートアイテム毒宗に伝わる腕輪が、芸汐を守ったらしいです。それで甦りができたみたいな。なんかラストの構成が説明不足で甦りの説明なしなんで、本当に生き返った?って疑問が残るんですが、日本では未公開の番外編があるようです。ということは、ハッピーエンド確定ですかね。
グー・チーシャオは裏切るかと思いきや、ずっと片思い貫いて気骨があって、とても少女マンガチックな良いキャラだったと思います。命も助かって良かったねと。
各々のカップルは見ていて楽しかったです。主役二人は、 ジュー・ジンイーがひょいっとチャン・ジャーハンにはりついてキスしたりしてカワイイし、無表情だった秦王がたまに見せる笑顔が実に良いです。タン・リーのケンカップルもほほえましい。タン・リーは情けない感じに見えるんだけどしっかり武勇に長けていて上に立ってる男というギャップが良かった。個人的にご贔屓の秦王の侍衛シーフォンとジューユーが結ばれたのは嬉しかったです。天寧王のチン妃に対する情も本物で悲哀があって、天寧王は最後に株を上げました。それぞれのカップルのいく末はなかなか楽しめますので、ラブロマンスが好きな方にはおススメでします。
このドラマのヴィジュアル的に面白いのは、女性の髪形です。とんがり帽子風に矢印風とか、色んな髪型をみることができます。特にチン妃の人は首痛くならないのかなと思うほどヘアスタイルに目が行きます。
このドラマでも何度か裸を披露してくれるチャン・ジャーハン。白いモヤで隠されたりしたりするシーンもあります。必見です!
ジュー・ジンイーがとっても小柄なので並ぶとチャン・ジャーハンがとてもたくましく見えます。(これより大きいゴン・ジュンて…と時々登山してしまうくらい山河令好き)