Hao life

中国時代劇、華流史劇好きのブログ

「君子盟」ネタバレ感想

ブロマンスらしいけど、ブロマンスってやっぱし親友って解釈ですかねなドラマでした。

主人公二人はさほどエモくない。お互いそれぞれ親友がいてそちらと仲良しですね。張屏と陳籌の間柄は見ていてほのぼのします。張屏(ちょうへい)は蘭珏(らんかく)を慕っているけど、蘭珏はあんまりって感じでした。知己の多い蘭珏さんなのですが最後の最後でやもめであることが明かされてびっくり。王硯(おうけん)も既婚者なのだろうか。

内容は猟奇ミステリー仕立てで、テンポ良く進んでいきます。蘭珏は最初父の汚名をそそぐ事を目標に手段を選ばない行動をしていたので、ラスト彼が黒幕への復讐に手を貸さなかったに至る心境の変化がイマイチわからなかった。張屏も自分の故郷を殲滅され師匠までも殺されたのに、復讐したくならないのか?君子だから?ともっと心理描写が欲しいと思った。

張屏と辜清章も幼い頃から一緒に育った割にはさほど仲良くないし、辜清章は助けてくれた張屏の母にあまり恩義を感じてなくみえるのも違和感。

そんな中悪女を貫き通した皇太后は凄いなぁと。大団円で終わるけど偽天子で良いのですかね。良い皇帝になりそうだけど。

総合顔面偏差値が高いので、眼の保養になるドラマでした。