Hao life

中国時代劇、華流史劇好きのブログ

「陳情令」知己の全ての始まりはこのドラマ ブロマンスのススメ!

「陳情令」小説版は?

初めて見た中国ドラマがこれです。これを見る前にアニメの「魔道祖師」を挫折してました。というのもキャラの顔が皆同じで名前も馴染みが薄いのもあいまって、字名とかもあってもう話も説明が今一で全然頭に入ってこなかったせいです。

しかし!ドラマはわかりやすかったので、すんなりと入り込みハマりました。もともとブロマンス大好きな人ですから!知己沼にどぼーんは約束されていたようなものです。そして原作小説をイッキ読みして3巻までは??どこがR18なのだ?と思っていたら4巻めで納得です。

私はJUNEの頃からお耽美小説を読んでいる世代なのでBLも好きです。でもBLを好まない人もいると思うので、言っておくと小説は本編だけでも読んでください。ちょっとBLシーンありますがライトなので(外伝に比べれば)、魏無羨と藍忘機の知己が良かったって思ったあなたには小説もおススメですので!ぜひ!

「陳情令」感想

ブロマンス!万歳万歳万々歳‼ブロマンス好きのユーリです。

ブロマンスと言っても、平たく言えば熱い男の友情ロマンなのです。だから少年ジャンプのマンガとか好きな人は絶対にハマること相請け合いです。

小説、アニメ、ドラマがありますが私はドラマが1番好きです。原作を上回ることって、私の中では珍しいことです。それだけ「陳情令」は魅力的なドラマだったと言うことですね。

役者さんと物語のキャラがすごく一致していたことが、小説読んだ後もブレを感じませんでした。そこが良かった。知己二人の思わせぶり演技もとてもくるものがあり、美しくて感動します。小説の世界観を規制の壁を潜り抜けて、あそこまで表現してくれた製作者の力量と情熱に敬服です。

シャオ・ジャンは人懐こくってカワイイけど、時に凛としてりりしい魏無羨を、ワン・イーボーは玲瓏で氷のような貴公子だけど心の中に激しい情熱を隠し持っている藍忘機を見事に体現してくれてこの二人の息の合ってることといったら、現実でも知己ですか?って言いたくなります。この二人が共演で良かったと心から思います。

女子では、虞夫人が好きでした。生き様がカッコいいの一言に尽きます。心身共に強い女性に憧れます。

印象に残っているのが藍思追があの温氏の生き残りであったこと。温寧に救いがあって良かったなと心から思います。

ラストは少しあっけなくて残念でしたが、これは中国時代劇ドラマ全般に言えるかな、今一つ盛り上がりに欠ける印象で終わる感じがします。でもハッピーエンドなので心から良かった。満場の喝采を送ります!

「陳情令」義城編は号泣

「義城編」は私の中で特別で、すごく心が揺さぶられた話でした。薛洋!この大馬鹿野郎!!って横っ面を張り倒してやりたい。あの子なんて哀れな子なのか!もう悲しくて悲しくて私の心も死んだ。

がキーアイテムなんですが、暁星塵に飴をもらうシーンでもう涙が止まらない。私は薛洋があの3人での義城の生活はかけがいのないものだと信じたい。暁星塵から渡された飴を彼は実はそのひねくれた心から、素直に喜んだ気持ちで受け取ったのではないかもしれない。暁星塵を蘇生させたかった彼は、再度彼を貶めて楽しもうとしたのかもしれない。それでも薛洋は暁星塵に何だかわからない感情を抱かされた。だから彼が息を引き取った時、あんなに取り乱したと思うのです。

自分の心がわからないい薛洋が哀れで涙してしまう「義城編」は私の中ですごく心に残る話でした。原作よりドラマ編の方が断然好きです。原作は割とあっさり流されます。


多くの方がそうであったように「陳情令」で中国時代劇ドラマにハマって中華沼にハマってます。ブロマンスは特に好きです。「山河令」も登山して頂上から降りることができません。「皓衣行」も首を長くして待ってます!