Hao life

中国時代劇、華流史劇好きのブログ

「鳳星の姫〜天空の⼥神と宿命の愛〜」感想 主演のシュー・ジェンシーの秘術師は妖艶なイケメン!

ファンタジーものは、どこまで没入できるかが鍵なんですが、この作品の場合、最初に風如澈役が、不思議七つ道具みたいなものを訳もなく使っていた所で、モヤってしまい、その後たびたびありえない不思議道具が出てきて違和感が没入感を払拭する。CGも舞台装置もちょっと今一で残念でした。正直あまりお話も面白くなかった。羽を施術する技術とかも、○○師って名分使ってなんでもできちゃうの。羽族はどれくらいいたの?人族と羽族の区別がつかないし、燼年の化身も存在がわかりにくいし、世界観がつかみづらいのが難点でした。

と思ったのですが、視聴後にこのドラマは中国で有名な作家によって創られた架空のファンタジー世界<九州>というのがあって、それを背景にした物語の一つだったんですね。小説“九州シリーズ”を知れば、このドラマの世界ももっとわかりやすかったのかもしれません。

しかし、少女が謎のイケメン秘術師と恋愛しながらも女帝の地位に返り咲くため頑張る話と、それだけ認識して細かいことは気にしないで楽しめます。

ぶっちゃけ私はイケメン秘術師の奥手で初心なカワイイ面がエモい!300年も生きてるくせになんて初々しいおじい様なんでしょう。シュー様が出てたから全話みたようなものです。恋愛に不器用で、少女に振り回される妖艶秘術師なシュー様が良いです。

所で、雪景空は“恋愛経験なし”って記事を見かけたのですが、孫の孫が出てくるんだから奥さんいたってことでは?あと星商離は無駄死ではないですか?可哀そう。女神も姫も出てこないんですけど?副題の意味なし。とツッコミだすとキリのないドラマです。

衣装は古代ローマ?のドレスっぽくて、中華らしさがないのも残念。シュー様の白い衣装は山河令のパイセン思い出しちゃいます。シュー様は黒い衣装が似合うと思いました。


原題が「九州天空城2」になっていたので1があるの?って思ってたら、ありました。「九州天空城~星流花の姫と2人の王~」の続編が「鳳星の姫〜天空の⼥神と宿命の愛〜」で1は親世代のお話。