Hao life

中国時代劇、華流史劇好きのブログ

「月に咲く花の如く」感想 女性のサクセスストーリー


凛として美しい宮廷の女性のイメージが強いスン・リーですが、ここでは明朗、快活な彼女が活躍します。とても生き生きして情愛が厚く魅力ある周瑩に憧れます。なによりないめげない所が彼女のすごい所。実在の女性がモデルということで、この時代で高みまで登り詰めることができた彼女に喝采を。

このドラマ周瑩が3人の男に愛されるんですが考えることは皆同じ。中国では呉聘は<国民の理想の夫>と言われ人気を博したそうです。私も旦那にするなら呉聘だなって思ってました。優しいし、気配りできるし、温厚だしやるときはやるし、頼りがいのありそうな胸板に、舅も大人しそうだしおまけに富豪でしょ。いう事ないですね。あれ?完全無欠?沈星移は、ひたむきで良いのだけど旦那というより恋人向き、趙白石はお友達向きかなと。女性の立身出世物語にこの恋愛模様は彩を添えてくれました。恋人向きと言ったけど、星移とのハッピーエンドも期待してました。悲しい。

しかし、沈星移はびっくりです。伏線はあったけどいきなり革命の徒になっていたから。最初のチャラ男から随分漢に成長しましたね。イメージ大分変ったのが以外でした。チラっと出てきた女装も可愛かったですよ!趙白石もまさか周瑩 に本気になるとは思わなかったです。最終的に結ばれたのかは明言されていなかったし、最後も兄さんて呼んでましたよね。中国の兄弟の盃システム?っていまいちわからない。

舞台は宮廷ではないのであの後宮でおなじみの両把頭はでてきません。でも男性は庶民も皆辮髪なんですね。