謎解きミステリーとは知らずに見たのですが、推理劇でもあり面白かったです。最初なんで都合よくそっくりな人物が現れるの？って思ったけどそこもしっかり理由がありました。伏線もちゃんと回収してくれたので安心して見れます。
ただね、阿原はひたむきでカワイイけど、景辞はダメンズですね。いくら阿原を守るためとか言ってもそのせいで、彼女をズタボロにしちゃうのはいかがなものかと。策士策に溺れる…ってもんで、自信家で女心わかってない男だなと思います。後半「おれが悪い！」って何度も言うんだけど、その通り！としか言えません。
阿原の侍女の阿鹿が死んでしまうのはショックでした。阿黄も哀れでたまらない。阿原は自ら仇を打つんですが、自ら手を下すヒロインて中国時代劇で初めて見たかも。
記憶を無くしても、また同じ人を好きになるって図式はとてもロマンチックで良いですけど、当て馬の慕北湮がチャラ男からしっかりした男に成長した分報われないのが、かわいそうに思いました。
ラブの展開はお約束な感じではありますが、ミステリーものとしては、本格派とはいかなけど面白いと思います。３６話なので割と短いです。
